世界でもっとも多く使われるインジケーター「移動平均線」
為替相場に触る人間に、移動平均線を知らない人はいないと言っても過言ではないくらい有名なインジケーター。
移動平均線は、数多くの投資家が利用していて、その基準を採用しているためその通りに動き易いという法則が働いています。
ただ、実際にどのような原理でどのような動きをしているのかということは、そこまで知っている人は多くありません。
ですので、この移動平均線の仕組みをまずは理解することで他のトレーダーと差をつけることが可能になります。
ここでは移動平均線がどのようなものなのか、見ていきましょう。
移動平均線は、終値の平均値を取る!
移動平均線というのは、一定期間の終値をとります。
バイナリーオプションでよく使われる5分足があるとすれば、
5分おきにローソク足ができます。そのできたローソク足の決まった値段が
基準になります。
移動平均線の基準が10という数字なら、10本分の終値の平均値です。
100ならば、100本分の平均値です。
これが1時間ごとに出てくる値動きであっても、1日ごとであっても同じです。
平均値が一本の線となる!
上で、移動平均線の数字の基準をお話ししました。
これらの平均値は、次の足が出てきた際に、その前後の期間が出てきます。
今6時だとして、移動平均線の数値が5だとしたら、
1時、2時、3時、4時、5時の終値の平均がその6時の部分に触れます。
そして次の足が出れば、次は2〜6時の値へと平均値を取りに行きます。
これによって、直近の数字の平均が取れるため、
エントリーの基準として判断できるのです。
もっと長期的なものが見たければ、移動平均線の値を100、200と増やせばそれが可能になります。
ゴールデンクロスとデッドクロスが使える!
ゴールデンクロスとデッドクロスは、GCDCtも呼ばれます。
短期の移動平均線と長期の移動平均線を基準として、
その2つの円が交錯する瞬間に使えるものです。
短期の移動平均線が長期移動平均線を下から上にいけばゴールデンクロス
短期の移動平均線が長期移動平均線を上から下にいけばデッドクロス
これは勝率が非常に高い手法です。
ゴールデンが買い、デッドが売りと覚えておきましょう。