為替の動きを左右する経済指標
バイナリーオプションでは、値動きの上下が予想通りに行けば利益になります。
ただし、これはトレンドやレンジといった基本的な動き以外に、予想外の動きをすることがあります。
それが、経済指標です。
経済指標とは、毎月、毎週、年に数回と、様々なタイミングで各国が国の経済的な状況を全世界に向けて公表します。
これによって、投資家たちは予想を変えたり、通貨を追加したりして大幅に為替相場が動きます。
例えば、毎月金曜日の第1週に発表される雇用統計。
これはアメリカの失業率など、約10個の項目からなるデータですが、これが発表されると、
為替相場は一気に動きます。
中には「祭りだ!」といって投資するギャンブラーもいますが、
実際のところこれは危険すぎるタイミングですので、利益よりも資産を守るべきと捉え、
エントリーを控えることを意識しましょう。
為替が動きやすい経済指標
為替相場が動きやすい経済指標は幾つかあります。
この時は前後30分のエントリーを控えましょう。
雇用統計
先ほど紹介した雇用統計。これは日本時間で夜の9時半、もしくは10時半に発表されます。
9時から10時はエントリーしない、
10じから11時はエントリーしない
というように心がけましょう。
FOMC
年に8回ある経済会議です。
これは事前に通告されますので、常に経済二ついて目を向けておくことで、前後30分のエントリーを控えましょう。
GDP成長率
アメリカの国内総生産の成長率の発表がされます。
これは4月、7月、10月、1月
これらの15日以降に発表されます。
時間帯は夏場は9時半、
冬場は10時半です。
しっかりと注意しましょう。
黒田砲にも気をつけろ!
日銀(日本銀行)が国内の動きの指針を決める会議がありますが、これは不定期に開かれます。
日銀総裁の黒田氏が何か発言すると、相場は大幅に乱れます。
これを投資家の中では黒田砲と呼ばれていますが、
本当に大幅に動きます。日本時間の15時半です。
経済指標は毎日チェックしよう!
このように幾つかの激しい値動きをする経済指標を紹介しましたが
他にも数多くあります。
まずはこの4つほどを意識していれば平気ですが、金融緩和などで動くことも珍しくはないので、必ずチェックしましょう。
オススメの経済指標カレンダーはこちらです。
http://fx.minkabu.jp/indicators/calendar
みんなのFXというところが出している経済指標です。
できれば朝起きてすぐ、毎朝確認しましょう。
投資家はこのような細かいルーティンをたくさん持っています。
第一歩として、必ず見る癖をつけましょう。